EIL高校生交換留学プログラムを通して、熊本県内からアメリカ・モンタナ州に留学する生徒を対象とした奨学金、「くまもと未来創造基金 アップルシード奨学金」
2024年の奨学生である李佳澄さん。8月中旬からモンタナで留学生活をスタートしています!佳澄さんには、留学期間中に定期的にレポートを書いてもらうことになっています。ぜひお楽しみください!
今回、私の目指していたものの1つ、アメリカへの留学を実現できてとても嬉しく思います。支援してくださっているくまもと未来創造基金の皆様、応援してくださっている皆様に心から感謝申し上げたいと思います。アメリカでの私の経験や思いを皆さんが楽しんでいただけると幸いです。
出発
8/16に出発することになっていましたが、台風の影響で8/17に出発することになりさらにトランジットの回数も1回増えました。最初に着いた場所はLAX(ロサンゼルス国際空港)でそこからの国内線が大幅に遅延したことから次の空港で一晩を過ごし、翌朝に最後の飛行機に乗ってウェルカムファミリーと8/18にようやく会うことができました。飛行機を1人で乗るのは久しぶりだったし、スタッフの人もずっとついてくれるわけではなかったので、飛行機の遅延が相次ぐたびに不安で仕方がなかったです。時差ボケはあまりしないタイプなので眠気などは大丈夫でした。
ホストファミリーとの生活
私のファミリーはマザー、ファザー、中学生のシスターの3人ですが、他にも海軍のブラザーと今年から大学で寮に入るシスターがいます。猫が5匹(1匹は2週間後に死んでしまい、同日、動物シェルターから1匹もらっていました)、野良猫を1匹、犬を2匹飼っています。学校が始まるまでの2週間は結構苦痛でした。ホストファミリーはあまり外出するのが好きではないのでずっと家にいてすることも特になく、退屈で精神にきてました。学校が始まってからファミリーとその家族と一緒に山にドライブに行ったのは楽しかったです。モンタナに到着してからずっと思っていたけどやっぱり山の形が日本と違ってなだらかで大地のようで、平地も広くてだから空もとても広く、心が解放されるような景色をしています。本当に来てよかったと思えます。
学校生活
学校生活で1番苦戦するのはやっぱり友達作りです。特に私の学校は小中高ずっとみんな一緒に過ごしてきたいて、お互い知らない人はいないという状況なので中に入り込むのが難しいです。アメリカのティーンエイジャーはフレンドリーで自信があるとか言うけど、現実は結構みんなシャイな子が多いので自分から喋りに行かないといけないと気づきましたが、結構な割合で変な子(いい意味で)が多くて、馬が合うかはくじ運が試されるようです。でもチアやスクールバスで友達ができたり、高校スポーツの試合がたくさんあってたのでその観戦で友達ができたりしました。一緒にランチを食べる友達も、一緒にバスを待つ友達もできて、とても嬉しいです。チアの練習は学校が始まってからになってしまいましたが、今は踊りも声出しも少しづつできるようになり、今はスタントでフライヤーになってしまいそうでものすごい驚きです。
今はホストファミリーの元を去ってエリアコーディネーターの家に住んでいます。コーディネーターの家にはコーディネーターの息子と、留学生が2人住んでいて、猫が4匹、犬が2匹います。今はコーディネーターの夫とお父さんもいてとても賑やかです。
(写真、文:2024年アメリカ派遣生 李佳澄)
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