俳優の別所哲也さんがパーソナリティの「TOKYO MORNING RADIO」というJ-waveのラジオ番組の中の、世界中の様々なトピックを取り上げる「GLOBAL SCALE」というコーナーにてEILの「個人ホームステイプログラム(IHP)」が紹介されました!
シニア向けのホームステイプログラムの現状や参加された方の感想などを番組内でご紹介しました。
別所哲也さん:
ビジネスからライフスタイルまで様々なアプローチから世界の今をひもとくグローバルスケール
今年は関東の梅雨入りが例年より少し遅いのですが、もうすぐやってくる雨の季節、今日もねちょっとねじめじめな感じですけど
このじめじめとした季節を日本ではなく、湿度が低く、カラっとした国で‶あー過ごしてみたいなー”なんて思ったりしませんか?
このつゆの時期は湿度が低いヨーロッパへの旅行も人気なんですが、ただ旅行にいくだけでなく、現地のフードや生活をより深く知ることができるというシニア向けホームステイのプログラムがあること、ご存じでしょうか。
今朝は日本で最も古いホームステイプログラムの実施団体、日本国際生活体験協会、通称EILの新井恵美子さんにホームステイの歴史、そしてシニア向けホームステイが一体どういうものなのか伺いましたよ。
EIL新井:
もともとアメリカで1932年に設立されました。設立者のアメリカ人教育者のワット博士は平和運動の一環として世界で初めてホームステイを実施した人だと言われています。その初めてのホームステイは第一次世界大戦後、荒廃した世界をみたワット博士が、どうしたら戦争のない平和な世界になるんだろうと考えました。
争いごとはお互いの違いに対する、無知、無理解から起こるために、真の異文化理解が重要であると考えたワット博士が体験を通した深い異文化理解をはかるべくホームステイを中心としたプログラムを行う団体としてEILを設立しました。日本のEILは1956年に活動を始めて、今年で68年になる日本でもっとも古い国際交流団体のひとつです。
EILでは18歳以上の大人を対象とした個人ホームステイプログラムを実施しております。通常の観光旅行とは違って、その国の一般家庭にゲストとしてではなくて、家族の一員として滞在しまして、普段の生活を通して、その国の文化ですとか、習慣を学ぶことを主な目的としています。国によってはホストファミリーに謝礼が支払われる場合もあるんですけれども、参加者の食費ですとか光熱費をまかなえるほどの金額ではありませんで、ボランティアとして受入をしてくださいます。
別所哲也さん:
ご存じでしたか?ホームステイの歴史。第一次世界大戦後、アメリカの敵国だったドイツの家庭にアメリカ人の大学生をホームステイをさせたことが始まり。日本国際生活体験協会 EIL こちらのシニア向けホームステイプログラムを利用してフランスに2週間滞在したという加藤由布子さんにどんな体験をされたのか、伺いました。
加藤由布子さん:
私がEILに今回参加したのは、自分自身がコロナ後に仕事を早期退職して、将来にながく大好きなパリに住んでみたいなっていう夢を持っていたもので、でもいきなり言葉もわからなくて、住めるのかっていう不安があって、じゃぁまずはホームステイができるということなので、ホームステイでフランスの実際の暮らしっていうのを知って、自分も実践できるかどうかを試してみようと思ってEILのプログラムに参加しました。
私が滞在したお家というのは、前年にご主人をなくされて、今は1人暮らしをされているという70代前半の自転車もロードレースでチームに入っているような、とってもアクティブな方で、その1人住まいところに一緒に2週間過ごさせていただいて、この年になってもまだ世界に友達が増えていくっていうチャンスがあるっていうのが素晴らしいなというふうに思います。観光でちょっとやりとりするような機会とかはあるかもしれないんですけど、やっぱりホームステイだと一生の友達じゃないですけど、永い期間交流ができる、その時だけじゃない友人ができるのが、すごく魅力的だと思います。
別所哲也さん:
たしかにね。ながいお付き合いになる、そんなきっかけになるホームステイ先のご家族、友人関係になっていく素晴らしさ。
そうですよね、ホームステイというとなんかね、中学・高校・大学と、若い時代に若い年頃で、体験するものって勝手に思い込んでいましたけど、大人として様々、体験経験を通して、シニアでチャレンジをする、チャレンジというか体験をする、こんな機会があるなんて素敵ですね。どうですか、みなさんだったらどの国のどんな場所にホームステイしてみたいですか。
グローバルスケール、今朝は新しい価値観、そして気付きを与えてくれるシニア向けのホームステイプログラムに注目してみました。
個人単位で自分の好きな時に(通年受付)、好きなだけ(1~4週間)、世界さまざまな国でホームステイができるEILオリジナルプログラム、個人ホームステイプログラムの詳細はこちらから!