2021年EIL高校生交換留学プログラム フランス派遣生の進藤千歳さん。先日10か月のプログラムを終え、帰国されました。今回、帰国直前のことを中心に最終回のレポートを書いてくれました。ぜひお楽しみください。
みなさんこんにちは。高校生交換留学でフランスへ行ってきました。進藤千歳です。今回は最後の1ヶ月をレポートします。
学校とお別れ
10ヶ月間お世話になった学校ともついにお別れです。初めて学校に来た日は不安で潰されそうだったのを覚えていますが今は先生や職員さんともすっかり仲良くなりたくさんのお友達ができました。最後はみんなが集まって来てくれて「また会おうね!日本に行った時は千歳が案内してよ!」と言ってくれたのが嬉しかったです。仲の良い子とはお別れのハグをして「ハグってこんなにあったかいんだなぁ。」と感じました。日本とはコミュニケーションの方法が違って面白いと思いました。
家族と最後の旅行
ホストファミリーが最後にパリ旅行に連れて行ってくれました。前回登れなかったエッフェル塔に登ったり、ベルサイユ宮殿、ヴォー・ル・ヴィコント城に訪れたりしました。エッフェル塔はエレベーターを使わず704段の階段を頑張って登りました!登る前に真下から塔を見上げてみました。いかついです!笑 パリの街やセーヌ川を一望できてとても良かったです。
ベルサイユ宮殿ではあまりの広さに圧倒された弟が「もう歩きたくないよー」と言いだし、宮殿のお庭にあるカフェでデザートを食べました。時間が無くて一番奥にあるマリーアントワネットの離宮に行けなかったのが悔しいです。次は宮殿内を走れるレンタル電気自動車を使いたいです!笑
ヴォー・ル・ヴィコント城は17世紀に建てられたお城です。ヴェルサイユ宮殿はこのお城をモデルに作られたと言われています。内装がヴェルサイユ宮殿に負けないくらい豪華で、天井の装飾や調度品が凝られていて芸術的でした。夜になると2000本のキャンドルでライトアップされます。オレンジ色に照らされたお城が水面に映りとても幻想的でした。フランスで見たお城の中で1番おすすめのお城です。
南フランス旅行
受入団体が主催する帰国直前の旅行に参加しました。留学当初の語学学校でできたお友達や一緒に出発したEILの仲間と再会できました。みんなフランス語がとっても上手になっていてすごいと思いました。旅の道中にこれまでの話を語り合うと、それぞれが壁を乗り越えていたことがわかり仲間との絆がまた深まりました。モナコ公国は噂に聞く通り、セレブばかりが住んでいて見たこともないスポーツカーが走っていました。住民の60人に1人は警察でとても安全な国なんだそうです。他にもカンヌ国際映画祭で有名なカンヌや明るいビーチのあるニースへ行ってきました。アングレームは田舎だったのでフランスの観光地を訪れることができて嬉しかったです。
最終日
今まで仲の良かったお友達や親戚のみんながお家に集まってくれてみんなでご飯を食べました。以前お世話になったホストファミリーも来てくれて嬉しかったです。次の日の朝、アングレームから空港に向かうためパリ行きの列車を待ちました。駅にはホストファミリーのお母さん、妹、弟、近所の子供達が見送りに来てくれました。ホストファザーは時間があったら行くからね。と言って仕事へ行きましたが残念ながらその場にはいませんでした。最後にもう一度会いたかったなと思っていた矢先、電車が30分遅れるというアナウンスが入りました。すると遠くからホストファザーが私にさよならをいうためにわざわざ走って来てくれるのが見えて、目の前がだんだんぼやけていくのがわかりました。
最後に
私はこの家族にもう一度会いにアングレームに戻ってこようと心に決めました。 ホストファミリーは第二の家族です。たくさんの愛情を私に注いでくれました。そのおかげで安心していろんなことにチャレンジできたと思います。この留学を選択して本当に良かったです。最後まで読んでくださりありがとうございました。
(文章・写真 2021年フランス派遣 進藤千歳さん)
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