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【高校生交換留学体験談】進藤千歳さん(フランス派遣)第6回

更新日:6月13日

 2021年EIL高校生交換留学プログラム フランス派遣生として留学に参加している進藤千歳さん。8月の上旬に現地に渡航し、3週間の現地研修に参加されてから、本格的な留学生活をスタートされています。

 ご自身の留学体験を広く伝えたいと、レポートを執筆してくれています。


 第6回の今回は、滞在中のアングレームで行われた国際漫画祭を中心にレポートしてくれました!

 

 みなさんこんにちは。フランス留学中の進藤千歳です。最近は暖かくなってきて風が気持ちいです。お家の近くにある菜の花畑が一面黄色に染まり春の訪れを感じます。今回は3月中旬に行われたアングレーム国際漫画祭について紹介したいと思います。



アングレーム国際漫画祭

 私が住んでいるアングレームという街はフランス西部にあり、漫画の街として有名で多くの芸術家の人が住んでいます。毎年1月にヨーロッパの中でも大きな「漫画界のカンヌ」とも呼ばれる国際漫画祭が開催されていますが、今年は新型コロナウイルスの影響があって3月に行われました。この祭りはフランス版の漫画バンド・デシネを描くアーティストがたくさん集まり多くの作品を楽しむと同時に優れた作品を表彰するイベントです。これまでに「ドラゴンボール」の作者の鳥山明さんや「ゲゲゲの鬼太郎」の作者の水木しげるさんなど日本の漫画家の人も表彰されてきました。


 今年はフランスの小学生に大人気の「Mortelle Adèle」というバンド・デシネの作者が来ていてサインをもらおうと小さな子から大人までが長蛇の列に並んでいました。私も気になった作家さんの目の前で絵とサインを描いてもらいました。描いてる間にお話させてもらえてすごく嬉しかったです!フランスの大手テレビ局も来ていて祭りの様子を発信していました。他にも水木しげるさんの絵の展示会が開かれていて、訪れた多くの人達が作品に見入っていました。いつもは静かなアングレームが賑わっていて特別感がありとても楽しかったです。



マスク解除

 フランスでは3月14日から公共交通機関と医療機関を除く場所でのマスクの着用義務が解除されました。高校でもマスクをする必要がなくなり、先生や友達の顔をやっと見ることができました。初めは不思議な感じがしましたがすぐに慣れました。やはり顔が見えた方がずっとコミュニケーションが取りやすかったです。先生は「新しいクラスを教えてるみたい」と言っていました。授業中にもみんなの笑った顔が見られて幸せです。


春の訪れ

 なんとフランスにも桜が咲いていました。日本でよく見られるソメイヨシノとは種類が違いましたが、桜を見ると日本の入学式や花見を思い出して懐かしい気持ちになりました。お家の周りにはタンポポが咲いています。菜の花畑も美しいです。最近は家族と少し離れた街に親戚を訪ね、近くの川でボートを漕ぎました。ゆったりしていて心が安らぎました。フランスでは3月に大きなお休みがありませんが、水曜日に学校から早く帰るとお昼ご飯をお庭で食べたり週末に家族と集まって過ごしたり豊かな生活を送っています。





最後に

留学生活も残り3ヶ月と短くなりましたが、これからも引き続きフランスの文化を学んでいきたいと思います。




(文章・写真 2021年フランス派遣 進藤千歳さん)

進藤さん個人のnoteはこちらから

 

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​EILの正式名称は「Experiment in Intertnational Living」このサイトは、EILのプログラムを通じて国際交流体験をした人たちを「Experimenters」と称し、その体験やその後にどう活かされたかを紹介するEILのウェブマガジンです。

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